先日の台風24号の影響で、我が家も停電しました。
大人になってから初めての経験でした。
我が家は復旧が早かったのですが、
夜間の短い時間に何度も停電があったので不思議に思い、
停電の復旧のしくみについて調べてみました。
変電所からエリアを広げながら、電気を何度も送る
電気を送るための設備が損傷すると、その一帯が停電します。
すぐに電気を送っていた変電所から、
変電所に近いところだけに電気を送り、異常が無ければ、
もう少し離れたところまで電気を送り、異常が無ければ、
さらに離れたところまで電気を送り、…と繰り返し、
損傷個所まで電気が流れると、また停電します。
異常のないエリアは復旧。別の変電所からも電気を送る
次は異常のないところまで電気を流します。
この時点で、一部のエリアが復旧。
別の変電所からも同じように、変電所から近いところから順に電気を送っていき、
問題のあるエリアだけが停電している状態にします。
エリアが特定されると、調査員が緊急出動し、
さらに問題のあるエリアを絞り込んでいきます。
問題のある個所を特定したら、修理等行い、
停電を復旧させます。
こちらにとてもわかりやすい動画があります。
短い時間に何度も停電するのは、問題のあるエリアを特定するために
何度も電気を送っていたからかもしれません。
いろんな個所で異常があって、何度も停電している可能性もありますね。
普段から備えておこう。停電後も備えておこう
今回の台風による停電では、
我が家は1度目の停電の後、5分ほど復旧し、
再び停電後、5分ほど復旧、その後長い停電となりました。
ほんの5分の時間ですが、
次の停電に備えて、
飲み水を貯えたり、
懐中電灯やラジオを用意したり、
お風呂に水を張ったり、
出来ることがあったかもしれません。
もっと危機意識を持って、行動していきたいと思います。