娘が2年生の時、国語の教科書に載っていた『おてがみ』。
手紙をもらったことのないことを嘆いているがまくんと、
そんなともだちに心のこもったお手紙を書く優しいかえるくんのお話ですが、
ご存じの方も多いのではないでしょうか。
そのお話が載っているアーノルド・ローベルの『ふたりはともだち』を図書館で見つけたので借りてきました。
この本には『おてがみ』を含め5つの話が載っています。
どのお話も、がまくんがとてもいい味を出していました(*^^*)
春になっても布団から出てこないがまくん。
おはなしが思いつかずに、さがたちしたり、頭をぶつけてみるがまくん。
水着姿をはずかしがるがまくん。
なくしたボタンがみつからず、怒ってさけぶがまくん。
感情あふれるがまくんと対照的に、いつも穏やかなかえるくんも素敵です。
なによりそんなふたりのユーモアあふれるやり取り、
思いやりあるやり取りに、心がほっこりしました。