子どもが小さいうちに読み聞かせを行っているご家庭は多いと思います。でも気づいたら絵本より漫画が好きになり、本を読む機会が減ってしまったりしていませんか?
学校で使っている国語の教科書には有名な絵本の作家さんのものだったり、優良なお話が多いです。
忙しくて本を借りるのも大変な方、どんな本を借りてくるといいか分からない方におすすめなのが国語の教科書。そして国語の教科書に載っている作者さんのお話がおすすめ。家族が読み聞かせすることで、国語の教科書により親しみがわきますよ。
1年生
うたにあわせてあいうえお
はなのみち
くじらぐも
たぬきの糸車
ずうっと,ずっと,大すきだよ
個人的にはどのお話もとても好きですが、その中で一番身近に感じたのはくじらぐも。くじらぐもの作者さんは中川李枝子さんです。聞いた事ある名前だなと思われた方もいると思います。そう『ぐりとぐら』『いやいやえん』などの絵本のなかがわりえこさんです。
小さいころに読んだことのある作者さんだと気が付くと、教科書のハードルが少し下がる気がします。勉強だと思って臨むより、お話自体に興味がわいて、本が好きになると嬉しいですね。
2年生
ふきのとう
いなばの白うさぎ
スイミー
お手紙
スーホの白い馬
ジオジオのかんむり
スイミーは懐かしいですね。お父さんお母さんの小学生時代にも国語で習った方も多いと思います。私は、お手紙のアーノルド・ローベルさんが書いた『ふたりはともだち』が大好き。かえるくんとがまくんの別のエピソードが入っていいて、子供も興味を持って読みます。
そして、ふきのとうの工藤直子さんは、楽しい生き物たちの詩がいっぱいの『のはらうた』、一年生で習う『うたにあわせてあいうえお』の作者さんです。『のはらうた』のかまきりりゅうじ おれはかまきりっていう詩は知っている方も多いでしょうか。普段本を読まない子でもとっつきやすい面白い詩がたくさん載っていています。
今回は我が家の子どもが使っている光村図書出版の国語の教科書をもとにおすすめのお話を集めてみました。ご興味がありましたら、お子さんの国語の教科書を読んでみてくださいね。