今年の5月に4歳の息子が日帰りで陰嚢水腫の手術を行いました。
全身麻酔での手術、不安もありましたが、
無事に手術を終え、今ではとてもきれいに治っています。
何か月か経ちましたが、手術の傷跡はこんな感じです。(8月の下旬撮影)
息子が受けたのは腹腔鏡下手術という傷が小さい手術方法です。
もともと傷は目立ちませんでしたが、今ではよく見ても分からないくらいです。
矢印のところだけ薄っすらと傷跡が残っていましたが、
他のところはきれいに消えていたため、
おそらくこの辺りだったかなという部分に〇を付けてみました。
息子の手術の場合は術後の抜糸はありませんでした。
術後は透明な接着剤みたいなもので、塞がれており、それが数日で剥がれてきました。
剥がれた後も、特にケアは必要ありませんでした。
(看護師さんは剥がれたら消毒をしてと言っていましたが、担当のお医者さんは何もしなくてよいとのことだったので、消毒はしませんでした)
さて今回は手術の際、いくら必要だったのかまとめてみました。
手術の際、病院に支払った金額は...
500円でした。
後日清算をするということで入院前に受付で1万円を預けたのですが、
退院後の経過観察の受診の際、受付で清算をしたところ9500円返ってきました。
なぜ500円なのでしょうか?
私の住んでいる地域での乳幼児の医療費助成方法が、
現物給付で、そして一部負担金が、500円なのです。
助成方法について。
医療費助成の給付を受け取るには、2つの方法があります。
ひとつは現物給付で、病院窓口での負担が全くない、または一部負担金だけ支払う方法です。もうひとつは償還(しょうかん)払いで、一旦窓口で2~3割の自己負担額を支払い、後日自治体で手続きをして給付を受ける方法です。
一部負担金について。
保険証等を提示して保険医療機関で医療を受けたときや保険薬局で薬の調剤をしてもらったときは、保険医療機関等の窓口でかかった医療費の一部を支払います。これを一部負担金と言い、本人・家族、入院・外来にかかわらず、年齢等によってその負担割合が区分されています。
一部負担金が、500円のため、
子供が風邪などで普段通院するときも、一回につき500円払っています。
これが手術でも同じだったようです。
いったんは高額な費用を支払う必要があると思っていました。
しかし、住んでいる地域の乳幼児医療費の助成方法が、
償還払いではなく現物給付だったため500円の支払いで済んだのです。
償還払いだと、まずは窓口で自己負担額を支払って、
後日手続きをし、その後給付を受けるのですが、
現物給付だと、窓口での負担が少なく親としてはとても助かりますね。
地域、年齢、親の所得などで、子供の医療費の助成金、助成方法が違う
調べてみて分かったことなのですが、
住んでいる地域により、子供の医療費の助成金、助成方法が違います。
そして子供の年齢や親の所得なのでも違いがあります。
私の住んでいる地域でも、
乳幼児は現物給付ですが、小中学生は償還払いとなっており、
年齢で助成方法の違いがありました。
手術方法でも金額が違いますし、手術を受ける際は、
病院に金額を確認したり、
お住まいの地域の医療費助成制度をよく確認しておくと安心です!